受け口(顎変形症)を治すためにやること
2017/04/09
(受け口)顎変形症を治すための正しい手順
これから受け口を治したい皆さんの為に、正しい治療のスタートの手順をお伝えしたいと思います。
ざっくりいうと下記の流れです。
1.治療を開始するための覚悟を決める
精神的にも金銭的にもそれなりに負担がかかりますので、まずはその覚悟を最初にしてください。
基本的に途中ではやめられませんので。
2.自分の顎変形症具体を自分なりに確認する
そこまで酷い症状じゃなければ、歯列矯正のみでも治療は可能です。
ですが、明らかに顔が長いとか、すごく左右がずれてるとかっていう場合は、歯並び以前に骨格が変形している問題の方が大きいので、外科手術が必要となります。
目安でいうと、前歯の隙間が3ミリとか5ミリ以上開いているようであれば、外科手術は必要と思った方がいいです。(このあたりはお医者さんに聞いた方が確実ではあります。)
もっとざっくばらんに言ってしまえば、
①人より顎が長いなーとか、やたら顎がずれてるなーと思ったら「要外科手術」
②前歯の前後のズレが1mm程度だったら、「手術不要」
くらいに考えてください。
ちなみに、妊娠中は手術ができません。麻酔を打っての外科手術となるためです。
もし出産の予定などある場合は慎重に考えた方が良いです。
3.医療保険に加入する
外科手術が必要と考えた場合は、初診を受ける前に医療保険に加入することをおススメします。
なぜならば、手術入院の入院手当が貰えるからです。これが結構バカにならない金額で、保険にもよりますが10万~20万くらいはもらえます。
ちなみに私は「アフラック」の医療保険に入っていました。月額3,000円くらいの掛け捨てだったので、仮にこの手術のために2年加入しても7万円ちょっとなので、収支としてはプラスです。友人は、共済に入ってまして、やはり同じような金額です。
場合によっては、二つくらい加入しても良いと思います。保険金が2倍になりますので。
まあ、あんまり露骨にやるとちょっとあれですが・・・^^;
ただ、注意してほしいのは、一昔前より基準が厳しくなっているようなので、保険加入時に規約を確認した方が良いです。
最近は保険によっては対象外となるところもあるようです。
あ、くれぐれも手術を受けようと思っていると言ってしまってはダメですよ^^;
可能であれば、保険加入から数か月経ってから初診を受けた方が無難だと思います。加入したばかりで初診を受けてしまうと、対象外になる可能性があります。
まあ顎変形症のためだけに医療保険に入るのもアレなので、この機会に長く利用できる保険を探した方が良いと思います。
4.病院に初診にいく
いよいよ病院にいって、診察および精密検査を受けにいくことになります。
ここで(2)で判断してもらった内容により、診察にいく病院は変わると思います。
あとは、ご自分のお住まいに近いかどうかとか、通院可能な範囲に病院が無かったらどうにもならないですからね^^;
【手術は不要と考えたなら】
先進的な治療方法を実践している【大塚駅前歯科】や【新宿さくら矯正歯科/本郷さくら矯正歯科】などもありますし、いわゆる総合病院でも治療は可能でしょう。
【手術が必要と考えたなら】
「ユニオルソ矯正歯科」や「しばた矯正歯科」など、外科手術も含めた名医のいる歯科にいくのが良いと思います。
下記ページでもまとめていますので参考にしてください。
別に一つの病院にこだわる必要はありません。なんとなく合わないと思ったりしたら別の病院に再度初診に行っても大丈夫です。
それなりに長い期間を通うわけですから、嫌なところに通う必要はありません。自分の合うところを選びましょう^^
5.治療を開始する
通う病院を決めたら、いよいよ治療開始です。
短い人でも1年。長い人だと5年とかかかります(さすがに長すぎますが・・・^^;)
平均で考えても、全ての治療が完了するのは2年~4年くらいが普通です。
手術までは、半年から2年くらいは標準的です。
以上が治療を始めるまでの手順となります。
一例として私の場合
私の場合、まず最初に自宅の近くの矯正科に相談に行きました。
しかしながら、「うちでは保険適用の治療はできない。」と言われ、某大学病院を紹介されました。
いきなり大学病院に相談に行っても良いかとは思います。
人によっては、矯正はクリニックの矯正歯科で行い、手術は大学病院で。という人もいるようです。
よく質問されるのは、「どこの病院が良いのですか?」という質問です。
正直、全ての病院を知っているわけではないので、100%回答することはできません。
なので街の矯正科に行って聞いてみるというのも一つの方法だと思います。
当サイトでは全国にある顎変形症を治療できる、おすすめの病院を紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
オフ会などで人から得た情報などを基におすすめしていますので、割と信憑性は高いと思いますよ^^
頻繁に通うということであれば、ご自宅の近くの病院が良いかと思いますが、名医が良いという人は遠方の病院に通う人もいます。
まとめ
実際にこのくらいの期間はかかりますし、それなりに負担はかかりますので、冒頭に書いたとおり、それなりの「覚悟」は必要だと考えてください。
ただ、この治療期間も一時のことですし、治療が完了してしまえば、見違えたような生活が待っています。
若ければ若いほど、治療も早く終わるというデータもありますし、チャンスがあるのであれば、早く治療してしまうことをおススメします。
それでは、良い矯正ライフを^^