顎変形症治療のまとめ
顎変形症とは?
下顎前突(受け口)、上顎前突(出っ歯)、開咬、顔面の非対称などの上顎,下顎の変形による疾患です。 原因は遺伝などの先天的なもの、外傷や鼻炎などによる後天的なものなど。 歯列矯正治療のみで治せる場合と顎の骨切り手術が必要になる場合があります。
当サイトでは、主に「受け口」の外科手術を併用した外科矯正治療のコンテンツを中心に構成されています。
未だ一般的に認識されていませんが、「受け口」は病気の一つです。美容整形とは根本的な概念が違いますので、保険適用での治療が可能です。
治療費の総額
現在までの治療メニュー:臨床検査、親知らず抜歯(4本)、術前矯正、術前検査、外科手術、入院、術後通院、リテーナー矯正前準備 20,450円
術前矯正 110,470円
術前検査 13,840円
手術・入院 93,218円
術後通院 58,210円
リテーナー通院 17,280円
手術診断書 6,300円
還付金合計 −78,100円
保険金合計 -155,000円
治療にかかったトータル費用 86,668円 治療費の詳細はこちら
【受け口治療完了までの遍歴】
2007年4月、子供の頃からコンプレックスだった受け口について、本気で治したいと思い立ち、通院。治療開始当時30歳でした。
一発で顎変形症と診断され、即治療開始。当時は明らかに受け口でした。奥歯2本しか噛み合っていないという状態でした。
精密検査、親知らず抜歯などを行い、2007年8月矯正装置を装着。
2008年7月 自称日本初の顎変形症オフ会第1回を開催。第1回は4名の参加でした。
以降、公式には第16回まで続きます。マックスで1回の参加で30名くらいの時がありました。
非公式にはたまに開催しています。
なかなか動きの無い歯に苛立ちつつも、治療開始からちょうど2年後の2009年9月に手術入院。
手術自体は噂に聞くほどの痛みはなかったものの、入院中の術後3日間は本当に辛かった。喉に痰は絡むし、鼻から刺してる管が喉にあたるし、夜も眠れない状態でした。
10日間の入院を経て退院。退院後、1ヶ月くらいした時点で想像と違うことに気付き、失意のどん底。1ヶ月くらいは放心状態で生活。回りの支えもあって徐々に立ち直る。でも、その間も顎が動いたりしててめっちゃ不安だった。
2010年10月 これまた自称日本発の顎変形症SNSを立ち上げる。→顎変形症SNS
2016年3月時点で250名の登録があります。
退院後は、がっちりゴム掛けをする術後矯正。これが1年ほど続き、2011年1月にようやく矯正装置を外し、リテーナー生活へ。若干の後戻りなどを経験しつつ、2013年4月に矯正装置も外れ、完全に治療完了。装置が外れるまでと計算すると治療期間は丸6年になります。
その後、大きな変化もなく現在に至る。
まとめ
まとめてみると非常にあっさりしたものだけど、やると決めてから既に6年が経ってる。。。もっと若い時にやっておけば良かったと思うし、想像とは違った結果にもなったけれど、やったこと自体は間違いじゃなかったと思います。
これから始める人も大勢いると思いますが、少しでも違和感を感じたら先生に訴えること。イヤな予感は当たります。そして過度な期待は禁物です。顎を変えただけでは芸能人のような顔にはなりませんw 普通の顔になれるということに期待しましょう。
公開日:
最終更新日:2016/06/27