美容整形をしないで受け口、しゃくれを治す方法
2017/10/28
受け口、しゃくれは治せるの?
受け口やしゃくれだと「アントニオ猪木」だの「山田邦子」だのとよく人にバカにされますよね?
またバカにされるだけじゃなくて、口角が下がったりするので人の印象が悪かったり、噛み合わせが悪いことで体にも良くなかったりします。
未だ一般的に認識されていませんが、実は「受け口」は国に認定されている病気の一つです。なので矯正歯科で治療可能なのです。それは美容整形とは根本的な概念が違いますので、保険適用での治療となります。
受け口としゃくれは別のもの
世間では良く混同されていますが、「受け口」と「しゃくれ」は全く別のものです。受け口でしゃくれの両方の人もいますね。
受け口とは?
受け口とは、上下の歯が上手く噛み合っておらず、下の歯が上の歯より前に出ている状態のことです。
この場合、歯列矯正や外科手術などして治す必要があります。
例えばアントニオ猪木は典型的な「受け口」です。前歯の上下が当たってませんし、下の歯が前に出ています。これでは前歯でモノを噛み切ることができません。
しゃくれとは?
しゃくれとは顎の骨の形状が長かったり、顎先が少し前に出ている感じになっていたりすることです。
しゃくれの場合だと、筋肉が偏っていることが原因の場合もありますので、自力で治せる可能性もあります。
よく「しゃくれ」と言われてるのは「綾瀬はるか」。この人は、上下の歯の位置は正しいですが、骨の形がしゃくれという形になっているのでしゃくれと言われてます。私から見たら、ただの卵型の輪郭なんですけどね(^O^;)
まあ一般的な日本人からすると少し顎の骨格がはっきりしていて前に出ている印象を受けるのかもしれません。
受け口、しゃくれを治す方法
受け口やしゃくれについては様々な治療法がありますので紹介していきます。
生活習慣を変える
骨の形状に異常がない人の場合、単に筋肉や関節が固まっているだけ。というケースがあります。
よくある原因としては「うつぶせで寝る」「ほおづえをつく」「片側の奥歯だけでご飯を食べる」など、直接的に顎に負担がかかるようなことを日常的にしていると、だんだんとしゃくれているような感じになっていくことがあります。
この場合は顎の関節をゆるめるようにマッサージなどを行うことで、徐々に元の状態に戻すこともできると思います。
美容整形で治す方法
美容整形クリニックで治療する方法です。これはもう完全にガチで顔の形から変えていく方法になります。
ただし、歯列矯正なんかも行いますのでやることはほぼ変わらないです。
この方法が一番高いです。
高いですが、美容を第一基準として考えてくれますので、容姿を一番の基準と考えるのであれば美容整形をするのも一つの考えだと思います。
例えば下記のような美容整形外科があります。
参考:共立美容外科・歯科
矯正だけで治す方法
上下の歯のズレによっては矯正だけで治せるケースもあります。これは人によって症状がマチマチなので、医師の判断になりますね。
顎の骨に異常がないのであれば、このパターンの人が多いんじゃないかと思います。
参考:大塚駅前歯科の評判、口コミ、費用。手術なしで受け口を治す!
外科手術と併用で治す方法
矯正歯科で、歯列矯正と外科手術の併用によって治していく方法です。顎の骨の形状に異常がみられる人はこのパターンになります。
私の場合は完全にこれでした。右と左の顎骨が5mm以上長さが違ってましたので。
では美容整形とは何が違うのか?
受け口の手術を口腔外科で行うと、外科矯正という分類になり、主に咬合機能を改善する目的となります。
美容外科で行う場合は顎切術という手術を行います。こちらは見た目を優先します。
まとめ
費用面で言えば、美容整形の方が圧倒的に高いです。100~300万円くらいの幅があります。
外科矯正の場合、30~50万円くらいで収まります。生命保険の入院手当などに加入している方であれば、手術後に保険のお金がもらえるのでさらに安くなります。※私の場合は、最終的には実質タダみたいなもんでした。
その代わり、期間は外科矯正の方が長くなります。平均すると、手術までに1年~3年はかかるとみた方がよいです。